フィールド グループは、エンティティの 1 つ以上のフィールドをグループ化する方法を提供します。 フィールド グループを使うと、アプリの作成と保守を迅速化および簡素化できます。 フィールド グループには、1 つ以上のフィールドが含まれています。1 つのフィールドを任意の数のフィールド グループに含めることができます。 1 つのフィールド グループに同じフィールドを複数含めることはできません。

フィールド グループはエンティティに格納され、同じエンティティを使用するすべてのアプリで共有されます。 いつでも、複数の異なるアプリで同じエンティティとそのエンティティのフィールド グループを使用できます。 フィールド グループを使用すると必ず同じフィールドが表示されるため、このようにフィールド グループにまとめて共有すると、整合性の確保に役立ちます。 さらに、フィールド グループに加えた変更はそのフィールド グループを使用しているすべての場所に自動的に反映されるため、保守が簡単になります。 フィールド グループを使うと、アプリケーション作成者は個々のフィールドではなく、フィールドをまとめて扱うことができるため、アプリの作成やカスタマイズ プロセスを迅速化できます。

既定のフィールド グループ

Common Data Service には、エンティティの既定のフィールド グループがいくつか含まれています。 これらのフィールド グループをさまざまな場所で使って、アプリの作成とカスタマイズを迅速化および簡素化できます。

既定のフィールド グループの名前 説明
DefaultList レコードの一覧を表形式で表示するために使用します。
DefaultCard レコードの一覧をカード形式で表示するために使用します。
DefaultDetails 1 件のレコードの詳細を表示および編集するために使用します。
DefaultLookup レコードを選択するルックアップを表示するために使用します。

フィールド グループの表示

  1. powerapps.com にサインインします。
  2. 複数の環境にアクセスできる場合は、上部のバーにある環境選択リストを使って適切な環境を選択します。
  3. 左側のナビゲーション ウィンドウの [Common Data Service] セクションを展開し、[エンティティ] をクリックまたはタップします。
  4. エンティティの一覧で、フィールド グループを表示するエンティティをクリックまたはタップします。
  5. フィールドの一覧の上にあるヘッダーで、[フィールド グループ] をクリックまたはタップします。 エンティティに現在存在するすべてのフィールド グループが表示されます。
  6. フィールド グループの一覧で、詳細を表示するフィールド グループをクリックまたはタップします。
  7. フィールド グループの詳細では、2 つの一覧が並んで表示されます。 1 つは [エンティティ フィールド] というタイトルで、エンティティのすべてのフィールドが表示されます。 もう 1 つは [フィールド グループのフィールド] というタイトルで、フィールド グループに含まれているフィールドの一覧が表示されます。

フィールド グループの変更

  1. 変更するフィールド グループを表示します。
  2. フィールドを追加するには、[エンティティ フィールド] の一覧でフィールド名をダブルクリックします。 [エンティティ フィールド] の一覧から [フィールド グループのフィールド] の一覧にフィールドをドラッグ アンド ドロップすることもできます。
  3. フィールド グループを削除するには、[フィールド グループのフィールド] の一覧でフィールド名の横にある [X] をクリックします。
  4. [保存] ボタンをクリックまたはタップします。

注: 標準エンティティのフィールド グループの変更は現在サポートされていませんが、カスタム エンティティのフィールド グループは変更できます。

フィールド グループの作成

既定のフィールド グループは、エンティティを作成すると自動的に作成されます。 追加のフィールド グループの作成は現在サポートされていません。

フィールド グループの削除

フィールド グループの削除は現在サポートされていません。

Microsoft Excel でのフィールド グループのデータの表示および編集

  1. データを確認するエンティティのフィールド グループを表示します。
  2. 各フィールド グループの横に Excel アイコンがあります。 Excel アイコンは、フィールド グループにフィールドがある場合にのみ有効になります。
  3. Excel で開くフィールド グループの Excel アイコンをクリックします。 エンティティのフィールドの一覧、Excel アドイン、およびご使用の環境へのポインターを含むブックが生成されます。
  4. ブラウザーによって生成されたブックを開きます。
  5. ブックが開くと、編集が有効になります。 その後、Excel アドインによって、データがブックに読み取られます。 詳細については、「Excel でエンティティ データを開く」を参照してください。

フィールド グループの使用

既定のフィールド グループを使うと、アプリケーションの作成やカスタマイズを迅速化できます。 現在フィールド グループを実際に確認できる場所としては、以下が挙げられます。

  • エンティティ フォーム コントロール - エンティティ フォーム コントロールでは、アプリの作成プロセスの迅速化、整合性の確保、保守の簡素化に役立つ動的フォームを表示するために、既定のフィールド グループを使用しています。 詳細については、「Use the Entity Form control (エンティティ フォーム コントロールを使用する)」を参照してください。

  • ルックアップ コントロール - 画面に追加したフィールドの 1 つがリンクされた別のエンティティへの参照の場合は、そのフィールドはルックアップ コントロール (候補リスト) としてレンダリングされます。 ユーザーがルックアップ コントロールをクリックして、リンクされたエンティティからレコードを選択する際に表示されるフィールドは、リンクされたエンティティの DefaultLookup フィールド グループによって決まります。 DefaultLookup フィールド グループの先頭の 2 つのフィールドのみが使用されます。

  • アプリの作成 - データからアプリを作成するオプションを選択してアプリを生成すると、選択したエンティティの画面が自動的に作成されます。 表示画面のフォームの表示コントロールと編集画面のフォームの編集コントロールでは、既定ではそれらの画面に追加されるフィールドを決定するために、DefaultDetails フィールド グループを使用しています。