コレクションの作成とクリアおよび任意のデータ ソースへのレコードの追加を行います。

説明

Collect

Collect 関数は、データ ソースにレコードを追加します。 次の項目を追加できます。

  • 1 つの値: 値は新しいレコードの Value フィールドに配置されます。 その他のプロパティはすべて空白のままになります。

  • レコード: 指定した各プロパティは、新しいレコードの対応するプロパティに配置されます。 その他のプロパティはすべて空白のままになります。

  • テーブル: テーブルの各レコードは、前述のように、データ ソースの個別のレコードとして追加されます。 テーブルが入れ子になったテーブルとしてはレコードに追加されることはありません。 これを行うには、先にレコードでテーブルをラップします。

コレクションに対して使用した場合は、必要に応じて追加のが作成されます。 その他のデータ ソースの列はデータ ソースによって固定されており、新しい列を追加することはできません。

データ ソースがまだ存在しない場合は、コレクションが作成されます。

コレクションは、グローバル変数を保持するためや、データ ソースの一時的なコピーを作成するために、使用されることがあります。 PowerApps では基本的に、ユーザーがアプリを操作すると、数式が自動的に再計算されます。 コレクションでは再計算されません。そのため、コレクションを使うと、アプリの作成が難しく、わかりにくくなる場合があります。 この方法でコレクションを使用する場合は、先に変数の使用方法を確認してください。

また、Patch 関数を使用して、データ ソースのレコードを作成することもできます。

Collect は、変更されたデータ ソースをテーブルとして返します。 Collect は、動作の数式内でのみ使用できます。

Clear

Clear 関数は、コレクションのすべてのレコードを削除します。 コレクションの列は残ります。

Clear は、コレクションに対してのみ動作し、その他のデータ ソースでは動作しません。 その他のデータ ソースには、RemoveIf( DataSource, true ) を使用できます。 ただし、データ ソースのストレージからすべてのレコードが削除され、他のユーザーに影響する可能性があるため、注意してください。

Remove 関数を使用すると、レコードを選択して削除できます。

Clear には、戻り値がありません。 Clear は、動作の数式内でのみ使用できます。

ClearCollect

ClearCollect 関数は、コレクションからすべてのレコードを削除し、同じコレクションに異なるレコード セットを追加します。 ClearCollect は、1 つの関数で、Clear の後に Collect を実行します。

ClearCollect は、変更されたコレクションをテーブルとして返します。 ClearCollect は、動作の数式内でのみ使用できます。

構文

Collect( DataSource, Item, ... )

  • DataSource – 必須。 データを追加するデータ ソース。 存在しない場合は、新しいコレクションが作成されます。
  • Item(s) - 必須。 データ ソースに追加する 1 つ以上のレコードまたはテーブル。

Clear( Collection )

  • Collection - 必須。 クリアするコレクション。

ClearCollect( Collection, Item, ... )

  • Collection - 必須。 クリアした後にデータを追加するコレクション。
  • Item(s) - 必須。 データ ソースに追加する 1 つ以上のレコードまたはテーブル。

データ ソースのクリアとレコードの追加

次の例では、IceCream という名前のコレクションに対して消去および追加を行います。 このデータ ソースの先頭には、次の内容が含まれています。

数式 説明 結果
ClearCollect( IceCream, { Flavor: "Strawberry", Quantity: 300 } ) IceCream コレクションのすべてのデータをクリアし、その後、ストロベリー アイスクリームの数量を含むレコードを追加します。

IceCream データ ソースも変更されています。
Collect( IceCream, { Flavor: "Pistachio", Quantity: 40 }, { Flavor: "Orange", Quantity: 200 } ) ピスタチオとオレンジ アイスクリームの数量を含む 2 つのレコードを IceCream コレクションに追加します。

IceCream データ ソースも変更されています。
Clear( IceCream ) IceCream コレクションからすべてのレコードを削除します。

IceCream データ ソースも変更されています。

ステップ バイ ステップ

  1. ボタンを追加し、その OnSelect プロパティを次の関数に設定します。
    Collect(Products, "Europa", "Ganymede", "Callisto")

    この関数では、3 つの各製品名の行を含む Products という名前のコレクションを作成します。

  2. F5 キーを押し、ボタンをクリックしてから、Esc キーを押して、デザイン ワークスペースに戻ります。

  3. (省略可能) 作成したコレクションのプレビューを表示するには、[コンテンツ] タブで [コレクション] をクリックします。