テキストの文字列から左側部分、中間部分、または右側部分を抽出します。

説明

Left 関数、Mid 関数、Right 関数は、文字列の一部を返します。

  • Left 関数は、文字列の先頭部分の文字を返します。
  • Mid 関数は、文字列の中間部分の文字を返します。
  • Right 関数は、文字列の末尾部分の文字を返します。

1 つの文字列を引数として指定した場合、上記の関数は文字列の要求された部分を返します。 文字列が含まれている単一列テーブルを指定した場合、この関数は、それらの文字列の要求された部分を単一列テーブルとして返します。 複数列テーブルを指定する場合は、テーブルの使用に関するページの説明に従って、そのテーブルを単一列テーブルにすることができます。

起点が負であったり、文字列の末尾よりも後ろであったりすると、Mid は "" を返します。 文字列の長さは、Len 関数を使用して確認することができます。 要求された文字の数が文字列の文字数よりも多い場合、関数はできるだけ多くの文字を返します。

構文

Left( String, NumberOfCharacters )
Mid( String, StartingPosition, NumberOfCharacters )
Right( String, NumberOfCharacters )

  • String - 必須。 結果の抽出元となる文字列。
  • StartingPosition - 必須 (Mid のみ)。 起点。 文字列の先頭にある文字の位置が 1 になります。
  • NumberOfCharacters - 必須。 返される文字の数。

Left( SingleColumnTable, NumberOfCharacters )
Mid( SingleColumnTable, StartingPosition, NumberOfCharacters )
Right( SingleColumnTable, NumberOfCharacters )

  • SingleColumnTable - 必須。 結果の抽出元となる文字列が含まれている単一列テーブル。
  • StartingPosition - 必須 (Mid のみ)。 起点。 文字列の先頭にある文字の位置が 1 になります。
  • NumberOfCharacters - 必須。 返される文字の数。

単一の文字列

このセクションの例では、テキスト入力コントロールをデータ ソースとして使用します。 Author という名前のこのコントロールには、文字列 "E. E. Cummings" が含まれています。

数式 説明 結果
Left( Author.Text, 5 ) 文字列の先頭の 5 文字を抽出します。 "E. E."
Mid( Author.Text, 7, 4 ) 7 番目の文字を起点として、文字列から 4 つの文字を抽出します。 "Cumm"
Right( Author.Text, 5 ) 文字列の末尾の 5 文字を抽出します。 "mings"

単一列テーブル

このセクションの各例では、次のデータ ソース PeopleAddress から文字列が抽出され、その結果が格納された単一列テーブルが返されます。

数式 説明 結果
Left( ShowColumns( People, "Address" ), 8 ) 各文字列の先頭の 8 文字を抽出します。
Mid( ShowColumns( People, "Address" ), 5, 7 ) 5 番目の文字を起点として、各文字列中の 7 文字を抽出します。
Right( ShowColumns( People, "Address" ), 7 ) 各文字列の末尾の 7 文字を抽出します。

ステップバイステップの例

  1. Inventory という名前のコレクションをインポートするか作成し、ギャラリーでのイメージとテキストの表示に関する記事の最初の手順に従って、それをギャラリーに表示します。

  2. ギャラリー内にある下のラベルの Text プロパティに、次の関数を設定します。

    Right(ThisItem.ProductName, 3)

    ラベルには、各製品名の末尾の 3 文字が表示されます。