テキストの文字列中の文字をすべて大文字か小文字に変換します。または、テキストの文字列中の文字を適切なケースに変換します。

説明

Lower 関数、Upper 関数、Proper 関数は、文字列中の文字の大文字小文字を変換します。

  • Lower は、すべての大文字を小文字にします。
  • Upper は、すべての小文字を大文字にします。
  • Proper は、各単語の最初の文字が小文字であれば大文字にします。また、その他の文字が大文字であれば小文字に変換します。

これら 3 つの関数では、アルファベットでない文字は無視されます。

文字列を 1 つ渡した場合、その文字列の変換されたバージョンが戻り値として返されます。 文字列が含まれた単一列テーブルを渡すと、変換された文字列の単一列テーブルが戻り値として返されます。 複数列テーブルがある場合は、テーブルの使用に関するページの説明に従って、そのテーブルを単一列テーブルにすることができます。

構文

Lower( String )
Upper( String )
Proper( String )

  • String - 必須。 変換の対象となる文字列。

Lower( SingleColumnTable )
Upper( SingleColumnTable )
Proper( SingleColumnTable )

  • SingleColumnTable - 必須。 変換対象となる文字列が含まれている単一列テーブル。

単一の文字列

このセクションの例では、Author という名前のテキスト入力コントロールをデータ ソースとして使用します。 このコントロールには、文字列 "E. E. CummINGS" が含まれています。

数式 説明 結果
Lower( Author.Text ) 文字列中のすべての大文字を小文字にします。 "e. e. cummings"
Upper( Author.Text ) 文字列中のすべての小文字を大文字にします。 "E. E. CUMMINGS"
Proper( Author.Text ) 各単語の最初の文字が小文字であれば大文字にします。また、その他の大文字の文字を小文字に変換します。 "E. E. Cummings"

単一列テーブル

このセクションの例では、次のデータが含まれている People データ ソースの Address の文字列を変換します。

それぞれの数式は、変換済みの文字列が含まれた単一列テーブルを返します。

数式 説明 結果
Lower( ShowColumns( People, "Address" ) ) 小文字の文字をすべて大文字に変換します。
Upper( ShowColumns( People, "Address" ) ) 小文字の文字をすべて大文字に変換します。
Proper( ShowColumns( People, "Address" ) ) 単語の先頭の文字が小文字であれば大文字に変換します。また、その他の文字が大文字であれば小文字に変換します。

ステップバイステップの例

  1. テキスト入力コントロールを追加し、Source という名前を付けます。

  2. ラベルを追加し、その Text プロパティを次の関数に設定します。
    Proper(Source.Text)

  3. F5 キーを押し、Source ボックスに 「WE ARE THE BEST!」と入力します。
    ラベルには We Are The Best! と表示されます。